Origin II のヘッダー固定を Origin 風にする方法

この記事では、Lightning / Lightning Pro のスキンの一つである Origin II のヘッダーの固定を Origin 風にする方法について解説します。
Origin II のヘッダー固定を Origin 風にするには?
今回やるべきことは下記の4つです。
- Origin II のヘッダー固定を解除 ( 必須 )
- Origin のヘッダー固定を復活 ( 必須 )
- Origin のヘッダーの伸縮を復活 ( 任意 )
- CSS での調整( 任意 )
上記のうち、上3つは 子テーマの functions.php で行い、残りの1つは子テーマの style.css で行います。
Origin のヘッダー伸縮を ON にするとスクロール時にヘッダーがびろ~んと一瞬動きます。
Origin II のヘッダー固定を Origin 風にするコード
Origin II のヘッダー固定を Origin 風にするコードは下記のとおりです。
子テーマの functions.php に記述するコード
子テーマの functions.php には下記を記述します。
/**
* Origin II で Origin のヘッダー固定仕様.
*/
function lightning_revive_origin_header_scroll_at_origin2() {
// Origin II のヘッダー固定を解除 ( 必須 ).
remove_filter( 'lightning_localize_options', 'lightning_origin2_add_js_option', 10, 1 );
// Origin のヘッダー固定を復活 ( 必須 ).
remove_filter( 'lightning_headfix_enable', 'lightning_origin2_headfix_disabel' );
// Origin のヘッダー伸縮を復活 ( 任意 ).
remove_filter( 'lightning_header_height_changer_enable', 'lightning_origin2_header_height_changer_disabel' );
}
add_action( 'init', 'lightning_revive_origin_header_scroll_at_origin2' );
子テーマの style.css に記述するコード
上記の functions.php で固定ヘッダーの動きの部分は Origin 仕様にすることができます。
しかし、Origin II ではデバイス幅が 992px 以上 1200px 以下のときに下記画像のようにヘッダーが2行になります。

上記が気にならない方はここで手を止めても構いませんが、そうでない方は子テーマの style.css に下記を追加しましょう。
/* Origin II の 992px ~ 1200px までのヘッダーのレイアウトを Origin っぽく*/
@media (min-width: 992px) and (max-width: 1199.98px) {
.siteHeader_logo {
width: auto;
float: left;
}
.gMenu_outer {
width: auto;
float: right;
}
.siteHeader_logo img {
margin: 0;
}
}
まとめ
この記事では Lightning / Lightning Pro のスキンの一つである Origin II のヘッダーの固定を Origin 風にする方法について解説しました。
基本的には 子テーマの functions.php にコードを追記することでき、一部のデバイス幅のときのデザインが気になる場合は style.css にもコードを追記することで対処可能でした。
更新履歴
更新日時 | 更新履歴 |
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【更新1】2020/05/13 | ヘッダー固定の方法が変わったので記事を更新 |
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