Lightning Three Column Unit を G3 対応した話
なぜ G3 対応をしようと思ったか
まずはじめに、このサイトはまだ Lightning Pro ( G2 ) を使ってます。
G3 対応するのはちょっと手間だと感じていたのとなかなかブログ記事を更新する気が起きなかったのとでずるずる伸びてきました。
なぜいまさら G3 対応する気になったのか、なぜこの記事を書いているのかというとブログを書く機会が与えられたからです。そう、Advent Calendar です。
なにかいいネタはないかと思っていたらこのプラグインは若干の需要はあるみたいだったのでちょうど良いネタになると思い選びました。
G3 対応したときに感じたこと
Lightning G3 では様々なところが変更されており、Lightning のソースコードを見直す必要がありました。・・・というわけで Lightning のソースコードを読むのですが、実に厄介な部分がありました。
Lightning のフォルダには以前の G2 用のファイルと新しい G3 用のファイルが同梱されています。見つけたと思ったらそれは G2 用のコードで G3 では使えないといった関数もちらほらあるため騙されることが何度かありました。
ただ、僕が必要に応じて見た部分では G2 用のコードより G3 用のコードの方がスマートに見える部分もありました。
僕が発見した G2 と G3 の違いは下記の様なものです。
- CSS のクラス名では G2 ではキャメルケース ( 例:mainSection ) が含まれていた部分があったが G3 ではなくなった
- アクションフック名やフィルターフックについてもキャメルケースがなくなった
- 一部アクションフックやフィルターフックの名前が変わった
簡単にまとめてみたものの結構数がありました。
PHP の関数名やフック名、CSS のクラス名を一通り調べ直して書き換える必要があるので G2 でカスタマイズしたものを G3 に対応するのは正直言って大変でした。
新プラグイン「Lightning G3 Three Column Unit」爆誕
G2 で作ったものをそのままアップデートすることも考えたのですが、それをベースに新たに作り直したほうが良さそうに思えたので新たに 新プラグイン「Lightning G3 Three Column Unit」 として作ることにしました。機能面は G2 版と変わらないので興味がある方は G2 版の記事を読んでください。
プラグインの入手先
まとめ
この記事の内容をまとめると下記のようになります。
- 気が向いたので Lightning Three Column Unit の G3 対応版 Lightning G3 Three Column Unit を作成した
- G2 から G3 は変更点が多すぎるため結構手間がかかった
- G2 用をアップデートして使い回すより G3用 を新たに作ったほうが早そうな気がしたのでそのようにした。
- せっかくプラグインを作ったので紹介しつつ公開することにした。
- 最近暇とはなかなか言えない状況なので、原則ノーサポートということにした。
余談
Vektor WordPress Solution Advent Calendar 2021 の15日目と24日目は現時点でまだ空いてます。
自分はこのレイアウト・デザインが好きなのでしばらくは G2 のまま使う予定ですがこれっぽいデザインを G3 用のスキンとして開発中だったりします。
気が向いたらそれについて記事を書くかもしれません。その時はお楽しみに。
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